犬のものもらい「マイボーム腺炎」ってなに?自宅でケアできるの?
我が家の犬の目尻に赤い膨らみができた。最初は小さかったのですが、
ある日すごーい大きく赤く膨れてから戻らなくなってしまったのです。
大きさは、ダニが目一杯血を吸ってパンパンになった感じの大きさ。結構でっかいです。
上の写真ではみえにくいですが、実際はこの場所にこんなサイズの赤い膨らみができています。
みるたびに不安になるのだけれど、この子を病院に連れて行くのは大変。
本人は視界にも入らないし、痒くもないし痛くもない様子で、毎日ごきげんに遊んでいます。
なんとか自宅で治してあげられないかといろいろ調べてみました。
以前の記事、犬の目の症状 目の横に赤いデキモノができたはこちら
目の病気には、温めていいものと冷やした方がいいものもがあるということ。
犬のマイボーム腺について画像検索をしてみると、我が家の犬と同じような膨らみがある子がみつかりました。
目の油成分を運ぶマイボーム腺の閉塞が起きている場合は、温めると閉塞を解消して良くなることもあるらしいです。
マイボーム腺炎について
眼瞼(がんけん=まぶた)の縁にあるマイボーム腺は、涙液の油成分を分泌することで涙液の蒸発を防ぐ役割をしています。
マイボーム腺炎は、感染やマイボーム腺の閉塞により分泌物が貯留し炎症をおこした状態をいいます。1ケ所で炎症が起きる場合もありますが、同時に複数ヶ所で炎症を起こすこともあります。また、アレルギー体質のワンちゃんに発症しやすい傾向があります。
マイボーム腺にできる炎症には、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」があります。「麦粒腫」はマイボーム腺に細菌が感染して急性炎症を起こしたもので、いわゆる「ものもらい」のことです。「霰粒腫」はマイボーム腺が詰まって慢性的な炎症を起こしたものです。
どうぶつ親子手帳
私はこれはマイボーム腺の炎症だなと、勝手に思っているのですが、本当は獣医さんに診断してもらうのが一番いいですよね。
病院と車が苦手な我が家の事情もあり、まず、あずきカイロを使って目を温めてあげることにしました。
あずきカイロは、簡単に手作りすることもできますよ。自分で作る手のひらサイズの小豆カイロのサイトはこちら
毎日朝10分、夕方10分ぐらい続けていたら1週間ぐらいで少し小さくなったような気がするんだけど、いろいろ調べてみるとみんなお医者さんから目薬を処方されていることに気が付きました。
その多くは、子犬に使用しても大丈夫と言われ、よく獣医さんでも処方されるという目薬「ティアローズ」。
ティアローズ処方の例
アロマ、瞼にできもの・・・マイボーム腺腫
きのこ マイボーム腺炎
犬の目薬「ティアローズ」について
イヌの結膜炎、角膜炎、眼瞼炎の治療に
特性
イヌの結膜炎、角膜炎、眼瞼炎に良好な臨床効果が認められている
実験的眼炎症においてプロスタグランジンの生成を抑制する(ウサギ)
アレルギー性結膜炎、急性結膜炎および持続性結膜炎などの各種実験的結膜炎に抗炎症作用が認められている(ラット、イヌ)
ティアローズの※効能・効果、用法・用量、使用上の注意等の詳細
私は、ポイントがあったので楽天で購入したのですが、値段は送料も考えるとアマゾンが一番安かったです。
最近では、動物用の医薬品もネットで購入できるので、とても助かります。
ただいま、犬用目薬 ティアローズ 5ml(動物用医薬品)の到着待ちです。
うーん、早く治してあげたいなー。